「色彩学」として確固として成立している概念が、美容業界で使われるカラーにおいては通用しないこともある・・・ということを間の当たりにしたのが、かつて受講した「ヘアカラー入門セミナー」でした(注:当時の講座名称)。 その時、色のプロとして当たり前に備わっていた色彩学やその用語が、業界によっては(時に意味が反転することもあるほど)当たり前にならないことを知り、とてつもない衝撃を覚えたことを今でも覚えています。 その衝撃と共にインプットした出来事を、改めて自分の中で咀嚼し、それを第三者(お客様)にきちんと伝える(アウトプットする)ことができるかどうか、 また、実践においては、微妙なヘアカラーの違いを本当にこの目で見分けることができるのかどうか
・・・ということをロールプレイでシミュレーションしながら学んだのが今回受講した「ヘアカラー診断士」の講座でした。 この講座で、「分かっているつもり」と「分かっている」「伝えているつもり」と「伝わっている」の大きな違いを自分の中で改めて感じることができました。 日頃より、「色彩センスはコミュニケーションセンス」と歌っている自分ですが、一つのコミュニケーションツールである色にも様々な「方言」のようなものがあり、その文化の違いを理解してコミュニケーションをとっていく必要性や重要性を感じたセミナーでした。 色彩の世界を、今後、より多くの業種や業界に広めていくためにも必要だと思ったのが、この「ヘアカラー理論」です。 「色彩業界」と「お客様」と「美容業界」。
その間をつなぐ橋渡し役になれたら、と思っています。